キプロスちゃん観光情報局

旦那さんはマフィア顔したお茶目なキプロス人。 時折強い日差しにやられながらも、地中海の豊かな食文化や伝統を守るのどかな村の風景に癒され、キプロス生活を満喫しています。 近年増えているキプロスへの日本人旅行者さん向けに、リアルな観光情報をシェアしたいと思います。 たまに、海外旅行ネタも。。

タグ:タヴェルナ

このブログではちょいちょい登場するLania (ラーニャ) 。石造りの可愛らしい家や石畳の道などの古い景観を残す、キプロスでも有名な美しいビレッジの一つです。


ビレッジの中心部には使われなくなったいくつかの家がミュージアムとして解放されていて、昔の生活道具やワイン・オリーブオイルを作る道具などが展示されています。


少し中心部を離れてワイン畑やアーモンドツリーの小道を歩くのもとっても気持ちが良いですよ。

「Lania ビレッジでお花見」の巻
「Lania ビレッジを散歩」の巻


先月末に友人夫婦がキプロスに遊びに来てくれた際にも、ラーニャを少しだけ案内したのですが(キッコス修道院からの帰りでもう暗くなってしまっていたのですが)、とっても気に入ってもらえたようで 「明日もラーニャ来ちゃう?」 なんて冗談を言ってました☺︎


ラーニャにはオモドスのように沢山のお店はなくて、カフェが1件にタヴェルナ(レストラン)が2件あるのみですが、その一つのタヴェルナがとても評判の良いお店で土曜日のランチタイムには村の外から大勢のゲストがやってきます。(日曜と月曜はお休み)


というわけで、無駄に長い前置きはこのへんにして、今日はラーニャの美味しいタヴェルナ、その名も "Lania Tavern" (まんま 笑) のご紹介をしたいと思います。



FullSizeRender


私達は、色んなお料理を少しずつ試せる ”メゼ” をオーダーしました。少しずつ.... と言っても一皿の量も品数も多いので、わんこ蕎麦のごとく一皿ずづ完食しようとすると後で大変なことなるので注意ですよ ☺︎


FullSizeRender
サラダ。レタス、トマト、オニオン、キュウリ、ピーマン、そしてたっぷりオレガノを振ったフェタチーズが入っています。


FullSizeRender
ディップ。ピンク色から時計周りでタラマ(タラコ)、タヒニ(白ごま)、オリーブ、ヨーグルト..... フムス(ひよこ豆)だったか? ピタブレットに付けていただきます。


FullSizeRender
ズッキーニと卵の炒め物。たっぷりのオリーブオイルで炒めますがオイルの質が良いせいか、しつこさは全くありません。私の大好物です☺︎


FullSizeRender
キプロスの伝統的なソーセージと、ハルミチーズと七面鳥のハム。ソーセージには赤ワインが入っていてとても深い味わいです。


FullSizeRender
塩気のあるアナリチーズたっぷりのマカロニ。オリーブオイルとレモン汁がたっぷりかかっています。素朴ですが止まらない美味しさです。


FullSizeRender
カリッと焼いたビレッジブレッド。自家製です。オレガノとオリーブオイル、ガーリックがかかっています。


FullSizeRender
シェフタキ。ミンチ肉、ポテト、玉ねぎなどが入ったものを油でカラッと揚げています。レモン汁がまたよく合います。


FullSizeRender
マッシュルーム。Simple is the best!


FullSizeRender
チキン。ビレッジで育ったチキンなのでとっても新鮮です。



あれ..... 写真が足らんがな。


どうやら、このあたりでお腹がいっぱいになったので、写真を撮る興味が失せたらしいです。済みません。。。。


★ 赤ワインでマリネされたポーク
これも私の大好物です。

★ チキンのスブラキ
日本で言う焼き鳥のようなスティックに刺して焼いたものです。

★ ポークのスブラキ

★ ビーフもあったっけな.......

★ フライドポテトもあったはず......


写真にないメゼのお料理はこのくらいです(苦笑)


FullSizeRender
一口デザートは、オレンジピールの入ったケーキ。
これも普通のフワッとしたケーキとは違う、キプロスならではのお菓子です。


こちらのタヴェルナでは、葡萄が採れる季節になると、ラーニャのお家で作られたシュジュコやパルゼ売られているので、ご興味のある方はお店の方に訪ねてみてください。パルゼはお土産には向きませんが、ここのシュジュコはフレッシュでとても美味しいのでおすすめです。


食事をした後、私達はラーニャの満点の星空を楽しみました。ミルキーウェイも見えますよ!これを見るためだけにビレッジに一泊しても良いと思いました。(airbnbでLaniaのお部屋を取ることができます)

先週、キプロスで最も標高が高い「トロードス地方(Troodos)」で初雪観測がありました。


雪が降らないリマソルで暮らしている私達は、週末に早速、お友達ファミリーと連れ立って雪見物(?)に行ってきましたが・・・・



ほぼ溶けてましたー。チーン


というわけでプランB!


トロードスの山頂から車で40分程の所にある「チャッカスワイナリー(Tsiakkas winery)」のワインテイスティングで暖まった後、近くのレストラン「シンポシオ タヴェルナ (Symposio Tavern)」でランチをいただくことにしました。


実はこのコース、とってもオススメです 近々、チャッカスワイナリーについても書くので良かったら読んでくださいね。




シンポシオはとても評判の良いビレッジ レストランの一つで、多くの人が店内の居心地の良さと味の良さを評価しています。


建物はとても古く、外観を見るだけでも心踊ります。そしてドアを開けると、こじんまりとした室内には暖炉が焚かれ、広々としたテラスからは自然豊かな景色を眺めることができます。


この日は、いくつかの前菜とキプロスの伝統料理、兎のトマト煮をいただきました。



日本でいう、お通しのようなものです。
左上から時計周りで、タヒニ(ゴマのディップ)、オリーブ、焼きなすとトマトのディップ、ビーツ、ヨーグルトのディップ です。ディップはそのまま食べたり、ピタパンに付けて食べます。



この他に、焼いたハルミチーズや、野生のキノコもいただきました。(写真撮り忘れ)




レストランオーナーが作っているワインは、陶器のボトル入り。この陶器のボトル、ずっとワインを冷たく保ってくれます!



ズッキーニボール(名前違うかも 汗)。フワッと軽く、とっても美味しかったです!



こちらがメイン 兎のトマト煮です。私は初めて兎料理を食べたのですが、チキンに似た味でとても食べやすく美味しかったです。煮込み料理なのでよく分かりませんが、ひょっとするとチキンよりも油が少なくあっさりしているような気がします。


レストランの向かいには、綺麗な馬がいます。動物好きの私にはとっても嬉しいオプションです





友達の子供そっちのけで馬と遊ぶ。。


この馬、とってもフレンドリーで、人が近付くととても嬉しそうにするのですが、戯れて手に軽く噛んだりするので気を付けましょう

(ギリシャ語で危ないから触っちゃダメよと書いてありました。ごめんなさい。)

先週末、リマソルで人気のタヴェルナ(大衆食堂/レストラン)「Amek Kapsalou」に行ってきました。


30半ばの主人が子供の頃既に古ぼけていたというこのお店、通りすがりの人が「あ、ここいいかも♡」と入ってくるような素敵な場所ではありません。


しかし、開けてみると(外から見えてますが)連日地元の人で大賑わい、予約必須の人気店なのです。


ちなみに、キプロス人のディナーはちょっと遅め。9時~10時からという人が多いので、それまでに入れば予約なしでも座れるかもしれません。


このお店の良いところは、味の良さはもちろん、少量から注文できるところです


量はそんなに食べられないけど、少しずつ色んな料理を食べてみたい!という人(日本人には多いはず)には嬉しいですよね。店員さんはとても親切なので、メニューが分からなくても丁寧に説明してくれるので安心です。


この日は肉好きの主人と二人だったので、だいぶ肉々しいメニューでちょっと恥ずかしいのですが、写真付きでご紹介したいと思います。



レタス、きゅうり、トマトのサラダに、フェタチーズと酢漬けの野菜がのっています。ドレッシングは、オリーブオイルとワインビネガー。フェタと酢漬けの塩気がちょうど良くて美味しいです。




ピタパン。ポケットのように中を開き、お肉や野菜、最近日本でも人気のハルミチーズを入れてサンドにしたりもします。中を開いてカリッと焼いて、オリーブオイルとオレガノ(時々ガーリック)などをのせて食べるのも美味しいです。




マシュルーム。




キプロスのマカロニ。たっぷりのオリーブオイルとレモン汁、たっぷりのアナリチーズがかかっています。昔ながらのしっかり茹でチーズの他に具も何もないのですが、これがなぜか後を引きます。アナリはあっさりしたチーズなのですが、これがまた絶妙なのです。




シェフタキ。豚ミンチと玉ねぎ、パセリ、シナモン、、などなどが入っているキプロスのつくねといったところでしょうか。一つの大きさが女性の拳の幅くらいです。たっぷりレモンを絞って食べるのがおすすめです!ジューシーで美味しいですよ。




牛レバー焼き。こちらもレモン汁が良く合います。臭みも全くなく美味しいです。




鶏肉の串焼き。串焼きはスブラキと言います。こちらでは胸肉の方が好まれるので、コトブロ(チキン) スブラキ と言うとだいたい胸肉です。



ひどいブレ

牛肉の串焼き。主人の好物です。

その他に、牛ステーキもいただきましたが、写真を撮り忘れました。少量ずつとはいえ、頼みすぎですよね


プラス、大きなボトルのお水と、瓶ビールを頼んで、お会計は36ユーロ(約4,800円)。とっても良心的なお値段です。


何度も言いますが、素敵なお店ではありません。今風にいうと "インスタ映えゼロ" ? でも、旅行者向けのお店にはない、"リアルなキプロスの日常" が味わえるお店なので、もし機会があったらぜひ行ってみてください


↑このページのトップヘ